苦手なこと

私は話すことが苦手です。

何か悩み事や嫌な事があったとしても、その渦中にいるときは人には話さない事が多いです。

ある程度、自分の中で消化してからしか話す気分にならないんです。

だから、人と話すときは聞き手になることが多いですね。精神科で働いていた経験がそうさせたのかもしれませんが…。

人に話すという行為を、分析してみる。

行動分析してみると、おそらく、なんらかの良い結果を期待して、人は人に話すのでしょう。

話してスッキリする。

同意を得られる。

解決策を得られる。

仲間意識が持てる。

話のネタになって盛り上がる。

話の中心になれる。

こんなところでしょうか。

だとしたら、人にあまり話さない人間は、上の「良いこと」を放棄していることになりますかね。

いや、「良いこと」が起こると思えないか、上記の「良いこと」を「良いこと」と思う価値観を持ち合わせていないか、かもしれません。

私の場合、例えば誰かに嫌な事を言われたとして、その事を人に話すと、ますます嫌な気持ちになるんですね。嫌な気持ちを追体験してしまう。

思い出すことで、嫌な気持ちになる。

だったら話さない方が良いだろうということになるんですね。

話してスッキリする人って、どんな気持ちなんだろう?

相手がめちゃくちゃ同意してくれる確信がないと、怖くないのかな。

あれ?こんな怒ってるの、私だけ?

私がおかしいのかな?

みたいな。

あぁ。そうですね。怖いのかもしれない。相手の反応が。

逆に私が話しやすい人。いますよ、一応。

なんだろう。

「間」

ですかね。心地よい間がある人かなぁ。

あまり無口な人は苦手だけど。

結局相性なのかなと思います(笑)